パンがなければケーキを食べればいいじゃない。

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攻略には大きく関係しない話ですが、ちょっと寄り道（＾＾）

昔も今も世界中、貧富の差による考え方の格差というのはあります。 タイトルにもなっている「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」という言葉も、貴族と民衆の生活の違いから生まれた言葉といえます。
「パンが無ければ…」＝フランス王妃、マリーアントワネットというイメージが強いですが 実際にマリーアントワネットが発言したのではなく、１８世紀後半のフランス革命時期の貴族が パンもケーキも小麦から作られている事を知らかったという、世間知らずを皮肉った言葉です。
フランス革命が起こった１８世紀後半は民衆が貧困による食料難 しかし王室を始めとした貴族達は贅沢な生活を続けていました。
民衆が食糧難を訴えた言葉が「パンすら食えない！」だったのですが パンもケーキも材料が同じだと知らない貴婦人は
「それならケーキを食べなさいよ」
と言ったのだとか…
本当にそんな話があったという証拠は無いのですが、民衆の王政に対する不満を増幅させる為に革命家が流した噂だったとも思われます。
ネガティブキャンペーンによる民意操作は 今も昔も変わらず行われていたでしょうし 「王族達は我々の生活の事を全く考えていない」と思わせるには 「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」という表現は 何も分かっていない奴らだと思わせるに十分だったでしょうね。
まあまあ、とにかく甘い物食べて 心を落ち着かせて下さいな。 本日のケーキ盛り合わせでございます。
わくわくレストランでは革命の起こらない平和な世界になるよう願って 今回の話のオチとさせて頂きます。