関西と関東でうどんの出汁に違いがある理由は好みの問題?

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攻略には大きく関係しない話ですが、ちょっと寄り道(^^)

わくわくレストランでは東京で関西風肉うどんという料理を習得できますが、うどんの関西、関東の話は昔から言われてきたテーマでもあります。
今回は何故、関西のうどんの汁は薄くて、関東のそばの汁は濃いのかという話をしたいと思います。
まず互いの地域の人はそれぞれ言います。
関西の蕎麦よりやっぱり関東の方が美味しい
ウドンはやっぱり関東より関西のほうが旨い
この言い分は言葉の正否だけを見るなら間違いです。正確には関東で関西風蕎麦を作ると、関西で関東風ウドンを作ると、という前置きが必要なのです。
現代では日本全国、北海道から沖縄まで食材を運ぶ事が出来ますから、必ずしもそうとは言えないのですが、実は蕎麦やウドンは作る地域によって味付けを変える必要があるのです。
その答えは、料理に使用する水にあります。関東の水と関西の水では硬さが違います、そしてこの水の硬度が昆布などのダシのとれかたに違いを生むのです。
関西は軟く、関東は硬い水!
水に含まれるミネラルから、関西では軟水と呼ばれる柔らかい水でダシが出やすく、関東では硬水なので関西に比べるとダシが出にくいのです。
なので関西の水で関東風の味付けをすると、ダシが出すぎて濃すぎる味付けになってしまい、逆に関東で関西風の味付けにしようとしても、水の硬さから上手く昆布などのダシが出ないのです。
極端な話、関西のウドン職人が関東に店を構えても、地元関西で作っていた時と同じような味を生み出す事が出来ません。決して関東人が作る関西風が美味しくない訳ではないのです。
もちろん地域による味の好みもあるとは思いますが、料理を作る地域の食材による事情から生まれた味の違いもあるのです。
わくわくレストラン・関西風肉うどん今は水道水すら
硬水から軟水に変える時代です
水の世界も科学なしには語れなくなったんだな〜と感じる一文を今回の話のオチとさせていただきます。