日本最古のSF小説の主人公『かぐや姫』と
結婚できたかもしれない男『平賀源内』

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攻略には大きく関係しない話ですが、ちょっと寄り道(^^)

それが…
東京のうなぎのぼりで習得出来る入門料理うな丼から鰻を食べる日に関するクイズが出ていましが、今回はその『土用の丑の日』を考え出したと言われる平賀源内の話です。
平賀源内は日本史の中でも有名な発明家で知られています。
発明に限らず、幅広い分野で新しい考え方や手法を見出していた天才、もしくは異才、奇才と呼べる人物であったといわれています。
その源内の発明の中に『燃えない布』というのがあります。
火浣布(かかんぷ)と呼ばれるその布は、一般に『石綿』や『アスベスト』と呼ばれている物質と同じものです。
今では発癌性のある物質であることが判ったので、実現される事は無いですが、当時の平賀源内はその火浣布を編みこんで火消しの使う防火服を作ろうと考えたそうです。
結果採取量や予算の都合がつかなかった為に実現出来なかったそうですが、火浣布には昔からもう一つの呼び名がありました。
火鼠の衣
『竹取物語(かぐや姫)』では、かぐや姫に求婚を迫った公家達に「これ持って来てくれたら結婚してあげてもいいわよ」とかぐや姫は伝説の御宝を要求しました。
その御宝は『龍の持つ宝玉』だったり『宝石で形成された植物』だったりと、どれも現実離れした物ばかりなのですが
そのなかの一つに『火鼠の衣』があるのです。
頼まれた公家は結局ニセモノを掴まされ、かぐや姫との結婚は叶わなかったのですが、話に出てきた『火鼠の衣』の正体が火浣布であったと言われているのです。
竹取物語とは時代が全然違うとはいえ、平賀源内のように『火鼠』という架空の生き物にとらわれず、燃えない物質として捜索すれば石綿の発見も不可能ではなかったかも知れません。
『土用の丑の日』もそうですが、平賀源内の凄いところは、固定観念にとらわれなかったところにあるのだと思います。
源内は男色家だったとも言われているので、実際にかぐや姫がいたとしても
「なによ!あの高飛車女!!」
という反応だったかも知れませんが…
わくわくレストラン・うな丼源内さん、こう毎日暑くっちゃうな丼が全く売れねーや
だったら鰻を食べる日を新しく作っちまいなよ、大事なのは
売り込むためのキャッチコピーだぜ、旦那!!
わくわくレストラン[ブラウザ]の新規プレイヤーを増やす為の方法も
平賀源内に聞いてみたいと思いながら、今回の話を終えさせて頂きます。