日本では特に意識されなかった
『なんばん(南蛮)』や『ひみこ(卑弥呼)』の漢字

オンラインゲームわくわくレストラン[ブラウザ]から
攻略には大きく関係しない話ですが、ちょっと寄り道(^^)

わくわくレストランで習得可能な料理チキン南蛮について、今回は『蛮』ってあまり良い意味で使用されないのに何故?という話です。
南蛮の『南』というのは昔の中国から見て南側に位置する地域だったので『南』という字が、そして『蛮』という字は野蛮人(やばんじん)等で使用される蛮と同じ意味で使用されていました。
この呼び方は日本でいう所の『士農工商』等の身分制度によるところで、昔の中国でもそういった考え方があったそうです。
世界各国で昔から奴隷制度だとかがありましたが、その当時の中国でも「漢民族以外は人じゃねー!」思想がありました。
なので自国以外の周辺諸国を蔑称の意味を込めて『東夷』『西戎』『北狄』『南蛮』とそれぞれ、あまりよろしくない意味の漢字で表現されています。
地域だけではなく人の名前に当てられた漢字にもそれは表れています。
『卑弥呼』に関しても何も卑しい(いやしい)という漢字を使わなくても…という字が当てられていますが、それも「漢民族以外は人じゃ(以下略)」の思想からきているそうです。
しかし、そんな字が当てられた料理だとしても人名だとしても、
日本人は気にしない♪
学校の歴史の教科書でも『卑弥呼』と普通に書かれていますし、南蛮も日本では蔑称の意味は持っておらず「東南アジアの方」以外の意味はおそらく含んでいません。
わくわくレストラン・チキン南蛮まぁ堅っ苦しい話は置いといて
冷めちまう前にチキン南蛮食おうぜ!
ということで今日のオチとさせて頂きます。